ボーナスの税金が高いのはなぜ?知らなかった方がよかったかも!

6月・12月になると嬉しいのは、ボーナスが貰えることです!

今年は会社の業績もよかったから楽しみ。

期待に胸を膨らませてボーナスの明細書をひらくと「え?なんでこんなに引かれてるの?」なんて、がっかりした経験ございませんか

ボーナスから引かれる税金は、毎月の給与から引かれる税金よりも高い場合が多いです

今回は、ボーナスから引かれる税金について見ていきましょう

ボーナスの所得税が年末調整で返ってくるの?

ボーナスから引かれる税金とは

ボーナスから引かれている税金は、社会保険料(健康保険、介護保険(40歳から)、厚生年金保険、雇用保険)と源泉所得税です。

法律の上で税金と呼ばれるのは、この中では源泉所得税、つまり所得税だけなのですが、便宜上、社会保険料まで含めたものを税金と呼ぶことが多いようです。

源泉所得税は、ボーナスの方が高い場合が多い

まず、源泉所得税から見てみましょう。

源泉所得税は、年間の個人所得に対する税金を、給与から前払いしているものです。

源泉所得税は、多くの場合、ボーナスの方が高くなります。

理由は、給与とボーナスでは、計算方法が違うためです

毎月の給与は、その給与の金額をもとに計算されます。

ボーナスは、前月の給与の金額をもとに、それを国が決めたボーナス計算専用の税率にあてはめ、計算されます。

では、給与とボーナスでは、一体どのくらい源泉所得税の額が違うのか、給与とボーナスが同額支給された場合の例で見てみましょう。

全国健康保険協会(協会けんぽ)加入の東京都の会社に勤める40歳未満、扶養親族0人の方が、30万円のボーナスをもらった場合です。

この人の標準報酬月額は30万円、前月の給与も30万円だったとします。

この場合、30万円の給与に対する源泉所得税は、6,850円です。

これに対し、ボーナスの源泉所得税は、18,378円となります。

同額支給された場合、ボーナスの方が割高なのです。

こんな人はボーナスの源泉所得税が安くなる





ボーナスの源泉所得税は、前月の給与で、その額が決まります

そのため、次のような場合は、ボーナスの源泉所得税の方が、同額の給与にかかる金額より安くなります。

先ほどの例で、ボーナスの前月の給与が、たまたま12万円で、ボーナスが同じく30万円だったとしましょう。

この時、ボーナスにかかる源泉所得税は、6,126円になります。

つまり、同額の給与に対してかかる金額より安くなるのです。

このように、ボーナスの前月の給与だけが著しく低いと、ボーナスの源泉所得税は安くなります。

また、逆に、前月の給与がいつもより高い場合は、源泉所得税はさらに高くなります。

あまりないケースだと思いますので、ご参考までに。

源泉所得税だけが還付の対象になる

源泉所得税だけは、年末調整の対象となるため、年間の給与所得に比べて引きすぎていれば、その分還付されます。

そのため、沢山引かれすぎたとしても、最終的には1年間の所得に対してかかる所得税の前払いにすぎず、一時的な出費ですので、気にする必要はありません。

社会保険料は、ボーナスの金額による

社会保険料は、前月の給与の金額ではなく、支払われるボーナスに、都道府県別の保険料率をかけて計算します。

ここで、毎月の給与との違いがあります。

毎月の社会保険料は、毎年4月から6月に支払われた給与の金額をもとに、一年間の社会保険料の基準となる金額が決まります。この金額のことを標準報酬月額といいます。

そして、この標準報酬月額に都道府県別の保険料率をかけた保険料を、毎月の給与から天引きするのです。

つまり、給与の社会保険料は、1年分の金額が先に決まってしまい、決まった金額を、12回払いで毎月の給与から支払うイメージです。(年の途中で、給与の額に大きな変動があった場合、毎月の天引き額が変更となることもあります。)

これに対し、ボーナスから引かれる社会保険料は、ボーナスが支給される度に、保険料率をかけて計算し直します。

そのため、標準報酬月額より、ボーナスの金額が多い場合は、社会保険料もその分高くなるし、少なければ安くなります。

ボーナスの社会保険料は払ったあとどうなるの

社会保険料は、残念ながら戻ってきません。

けれど、全くムダではありません。

総報酬制度が導入された平成15年4月以降、賞与で支払った厚生年金保険料も、将来の年金の給付額に反映させることになっているからです。

臨時ボーナスの税金は?

会社の業績がよかった場合、追加でボーナスを出すこともあるでしょう。

この追加ボーナスも、通常のボーナスと同じように税金がかかります。

少額であれば、給与に上乗せして支給している人もいると思います。

そうすることで、ボーナスとして計算するより、社会保険料を安く済ますことができるからなのですが、正しくはボーナス(賞与)です。

まとめ

ボーナスの税金が高い理由についてまとめると、源泉所得税の計算方法が、給与とボーナスで違うため源泉所得税は、年末調整の対象となるため、あまり気にする必要はない社会保険料は、ボーナスの金額によるです
理由がわかれば、ちょっぴり抵抗感も薄れる(?)のではないでしょうか。

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