youtubeで何を見ることができるか!

youtube バラエティ

「YouTube(ユーチューブ)」とは、動画共有サービスのことです。

個人が撮影、編集した動画データをアップロードして、不特定多数の人たちと共有することができます。

もともと、みんなで簡単にビデオ映像を共有できれば、という思いから設立されました。

YouTubeを視聴するにはなにが必要なの?

このサービスは、基本的には誰でも無料で利用できます。

ただし、利用するために「JavaScript(ジャバスクリプト)」を有効にする必要があります。

また、ほとんどの動画はGoogle+アカウントを持っていなくても視聴できますが、年齢制限がかかっている動画などは、Google+アカウントが必要となります。

投稿するためには何が必要で、どんな動画でも投稿できるの?

動画投稿には、アカウントの登録が必要です。

また、著作権の侵害になるようなファイルのアップロードは禁止されています。

投稿した動画は、特定の登録利用者を指定して限定公開することもできますし、自分だけが見られるように非公開にすることもできます。

もちろん、公開されている動画を、ほかのサイトで再生することもできます。

アップロードできる動画の長さですが、2006年3月から、違法動画のアップロードを制限するため、10分を超えるファイルのアップロードは制限されていますが、今度はそうした違法動画をアップロードするためにファイルを10分以内に分割するようになりました。

その後、1か月もしないうちに15分以上の動画をアップロードしたいとの要望に応えるために、「Director制度」が始まりした。

このDirectorに登録すると15分を超えるファイルのアップロードも可能になるのですが、登録には審査があり、完全なオリジナルコンテンツを提供する人のみに限定されています。

もともと、投稿した動画が著作権を侵害していたり、過激な性描写などの理由から3回削除されると、アカウントと同時に過去にアップロードしたすべての動画も削除されていましたが、Directorに登録している場合他者の著作権を侵害した動画をアップロードした場合、動画を1回削除されただけでアカウントも削除されることになっています。

YouTuberって何者?

YouTube上で独自に作成した動画を継続的に公開する人や集団の名称で、YouTubeの動画再生によって得られる広告収入を主な収入源として生活する人を指す言葉でもあります。

特に閲覧数の多いユーザーに「パートナー」となるようにYouTubeが勧誘したことが始まりとされています。

2011年に一般ユーザーに開放されたことで、より多くのユーザーが広告収入を得られるようになりました。

2017年現在、再生回数が10,000回以上でないと広告収入を得られないようになっています。

そのせいか、再生回数を稼ぐために、過激な映像を撮影してアップしたり、倫理的にも問題のある映像をアップして問題になるケースが多くあります。

また、一般人がこうしたYouTuberを目指す場合、気をつけなければならないことは多数あります。

例えば、肖像権の侵害です。

これは、動画のみならず、ネットに自分の写真などをアップしていれば、そうした画像を勝手に使われてしまうリスクがあることを知っておきましょう。

特に、未成年の子供の場合、自分の判断で行うのは非常に危険です。

不用意に画像や動画をアップすることがないように、大人自身も気をつけてあげましょう。

そのほかにも、現在はYouTuberが飽和状態であることから成功するのはなかなか難しく、広告収入は不安定、さらには学校や職場に影響が出ることもあります。

あくまでも趣味の一環として動画投稿を楽しむほうがおすすめです。

YouTubeの問題点はなに?

1つは著作権の問題です。

現在著作権を侵害する違法アップロードが横行しており、その影響は映画、テレビアニメ、テレビ番組、PV(プロモーションビデオ)など多岐にわたって問題となっています。

もちろん、アニメや映画の一部を編集した動画も著作権の侵害になります。

もう1つは肖像権の問題です。

この肖像権の問題は、「気が付くと違法行為をしてしまっていた」ケースが多いです。

というのも、写真や動画にたまたま映り込んだ見ず知らずの人であっても、肖像権の侵害になってしまうからです。

ただし、個人の識別ができないような状態、例えば後姿であったり、遠巻きで顔の識別ができないような場合には問題になりません。

本来であれば、映り込んだ人すべてに承諾を得なければいけませんが、そのようなことは不可能です。そのため、顔の部分にぼかしを入れるなどの対策をして、個人が特定できないように加工する必要があります。

また、前述のように再生回数を稼ぐために過激な動画を撮ろうとして事故を起こしたり、倫理的に問題のある行動をとるユーザーもいます。

YouTubeについてのまとめ

もちろん、そうした問題にYouTube側も対策をとっていますが、いたちごっこというのが現実です。

しかし、一般のユーザーにとっては、可愛らしいペットの愛らしい動画をアップしてみんなで楽しんだり、イベントをアップすることで、その楽しさを共有、疑似体験することもできます。

YouTubeを利用する場合には、規則を守り、節度を持って楽しく活用していきましょう。

また、不特定多数の人が動画を投稿しているため、中には悪質なユーザーが、動画やプロフィールなどに詐欺サイトへのリンクを記載していることがあります。

これらのリンクを知らずにクリックすると、「ワンクリック詐欺」の被害にあう可能性もあります。

特に人気のあるサイトには、こうした詐欺につながるものが集まりやすく、不審なリンクはクリックしないようにしてください。